毎週月曜日に放映されているTVドラマ「SUITS/スーツ 」は、アメリカ版「SUITS」のリメイクです。
ニューヨーク·マンハッタンを東京に置き換えた以外は、アメリカ版の台本をほぼそのまま使っています。
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— SUITS Info. (@Suits_Jp) 2018年10月23日
題名もSUITSをそのまま使っています。
日本でいうスーツとは、洋服の背広を指しますよね。
実はSUITSという英語を日本語にすると、背広という以外にも意味があるんです。
その背広以外の意味も、SUITS/スーツのドラマ内容に大きく関わっています。
今回は、SUITSの意味について解説しますね。
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目次
SUITSの英語を日本語に訳すと?
先ほど書いたように、「SUITS」という題名を見たときに、日本人である私たちの多くは頭の中に「背広」という日本語を思い浮かべます。
しかし、このドラマがアメリカ版に忠実にリメイクされている以上は、アメリカ人が「SUITS」という題名を見たときに思い浮かべる言葉はいくつかあります。
背広という意味
まずは文字通りにスーツ(背広)という意味合いです。
スーツを意味する英語は「Suit」で最後のsはつきません。
ですからSuitsは複数形になります。
エリートという意味
Suitsにはエリートという意味もあります。
「スーツを着た人たち」から転じて、ホワイトカラーのエリートという意味になります。
具体的には「それはSuitsに任せておけばいいさ。」といった使い方をします。
日本での言い回しに直すと「それはお偉いさんたちに任せておけばいいさ。」という表現です。
Suitsという言葉を、組織の上層部にいるエリートたちとして使っています。
訴訟という意味
Suitにはもう一つ、訴訟という意味もあります。
Sue (訴訟を起こす、訴える)という動詞の名詞形がSuitです。
つまり、アメリカ人がこの題名を見ると「Suit(スーツ)」「Suits(エリート)」「Suit(訴訟)」という3つの言葉を連想します。
「スーツ·エリート·訴訟」3つの言葉にかけてドラマの内容を表現している粋な題名になっています。
訴訟という意味で「Suit」を使ってみると
では、訴訟という意味でSuitを使ってみましょう。
例文
「彼に対して訴訟を起こす決意をした。」
英語で表すと
「I made up my mind to file a suit against him.」
となります。
suitの単語は、英検では3級以上、TOEIC® L&Rスコアでは220点以上の単語レベルになります。
中学卒業時には知っておきたい英単語の一つですね。
同じ弁護士ドラマ「リーガルV」の意味は?
今期もう1つ弁護士集団が活躍するドラマ「リーガルV」があります。
<試写室>「リーガルV」米倉涼子主演の新たな“鉄板”ドラマが誕生! https://t.co/BNUc5UyMzZ #米倉涼子 #リーガルV #向井理 #林遣都 #菜々緒 #小日向文世 #高橋英樹 #テレビ朝日 #試写室 #コラム #ザテレビジョン @LegalV2
— ザテレビジョン (@thetvjp) 2018年10月10日
こちらは「SUITS/スーツ」とうってかわって、貧しい法律事務所です。
このドラマでは、高級法律事務所のエリート弁護士たちは敵役です。
弁護士資格を失った元弁護士、実戦経験のない法学教授、横領の前科がある事務員etc. 金も後ろ楯も無いなかで悪戦苦闘をしながら勝利を手にしていく物語です。
「リーガルV」の意味を解説しますね。
まず、「Legal (リーガル)」には「法律の。弁護士の。合法な。」といった意味があります。
そして、「V 」は「Victory 」勝利です。
「リーガルV」は「弁護士の勝利」であり、それは「法的に合法な」堂々とした勝利であるということをあらわしているのではないでしょうか。
ネット上の反応
英語勉強しとけばよかったと改めて思った。
出典:Twitter
まとめ
SUITSには「Suit(スーツ)」「Suits(エリート)」「Suit(訴訟)」の3つの意味があります。
エリートだけれど傲慢な弁護士が「Suits (訴訟事件)」を切り口にして、知的戦いが展開されるドラマにピッタリの題名ですね。
今までの展開は、訴訟を起こしたり、訴訟を起こされたり、高級弁護士事務所であるだけに持ち込まれる案件は巨大な金額が絡んだ、解決の難しいケースばかりです。
それを鮮やかに解決したり、ときには相手弁護士に追い込まれて苦戦しながら、頭脳戦を戦っていきます。
ドラマもようやく後半戦に差し掛かってきました。
事務所内の人間同士が、手を組んだり、衝突したり、取り引きをしたり、裏切ったり···。
今後の展開も楽しみです!
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