いろいろなドラマや映画で原作として使われている湊かなえさんの作品は、どれも面白いですよね!
小説が映像化されることで、より湊かなえさんの世界観を楽しめます。
さて、今回は湊かなえさんの原作ドラマ・映画の人気作品をご紹介していきます!
あらすじや見どころも一緒にご紹介していきますよ~!
目次
湊かなえ原作のドラマのおすすめは?
今回ご紹介するのは、人気の3作品です!
興味がある方は参考にしてみてくださいね!
『高校入試』
名門高校の入試前日に『入試をぶっ潰す!』と書かれた紙が黒板に貼られていたのを教師たちが見つけたことで、物語が大きく動き出します。
入試前日のため校内は教師以外立ち入り禁止のはずなのに・・・。
不安を抱えたまま入試当日になります。
順調に入試が進む中、最終科目の英語で持ち込み禁止の携帯の着信音が教室に鳴り響きます。
さらに、入試会場の様子や入試の様子などがネット上で拡散されている事態へと発展してしまいます。
教師たちにしか知りえない情報がどこからか漏れていることから、教師同士も疑心暗鬼になり始めます。
一体誰が何の目的で『入試をぶっ潰す!』という計画を企てたのでしょうか?
いろんな情報に翻弄される学校側、様々な思惑が飛び交う受験生たち、誰が犯人なのか?
だんだんと犯人像が浮かび上がることになるのですが・・・。
『高校入試』の見どころ
舞台が高校受験ということもあり、いろいろなストレスや悩みを抱えた子供たちの心の変化や状態が細かく描写されています。
教師でも、人間性に問題のある教師もいるのも見どころの一つです。
教師たちは、どこか受験生たちを下に見下しているようにも感じられます。
そんな教師たちが『入試をぶっ潰す』という衝撃的な敵意を前にあたふたしている様子も注目です。
犯人が一体誰なのか、気になりますよね~。
犯人の目的も併せて、気になった方はぜひご覧くださいね!
『贖罪』
15年前に田舎の静かな町で一人の少女が殺害されるという悲劇が起こります。
少女は事件直前まで4人の同級生と遊んでいました。
その際に、一人の男性から少女たちは声をかけられ、言葉を交わしたようなのですが、その人相が思い出すことが出来ずにいました。
警察は、その男性が犯人の可能性が高いことで、4人の少女たちは男性の顔を思い出そうとします。
しかし、誰一人思い出すことが出来ませんでした。そして、事件は迷宮入りしてしまったのです。
殺害された少女の母親は、娘を失った喪失感から4人の少女たちに呪いともとれる言葉をぶつけます。
『あなたたちは人殺しよ!必ず犯人を見つけなさい。それが出来ないなら、私が納得できる償いをしなさい。』
事件から数年が経ち、少女たちは成人します。
しかし、彼女たちは事件のことを忘れることはありませんでした。
そして、成人した4人の女性たちには、再び悲劇が降りかかるのです。
一体、過去の事件の犯人は誰なのでしょうか?
彼女たちに待ち受ける悲劇とは・・・?
『贖罪』の見どころ
こちらの作品はそれぞれの視点から物語が展開されていきます。
過去に起きた殺害事件によって、何人もの人の人生が狂わされてしまいます。
少女たちに向けた母親の言葉が大人になっても付きまとい、翻弄されていきます。
なぜ4人の少女たちは男性の顔を思い出すことが出来なかったのでしょうか?
気になりますよね~。また、被害者の母親のその後のお話も見どころの一つになります。
殺人事件の真相がわかる日が来るのでしょうか?
すべてが明らかになったとき、この悲劇は幕を閉じることが出来るのでしょうか?
気になった方は、ぜひご覧ください!
『夜行観覧車』
念願の高級住宅街に引っ越ししてきた遠藤家は、これから始まる新しい生活に心躍っていました。
しかし、そこには昔から住んでいる婦人会の人々がその一帯を牛耳っていました。
目を付けられ、嫌がらせを受けていた遠藤家を向かいの高橋家が救ってくれます。
そのことがきっかけで、家族ぐるみの付き合いが始まります。
しかし、中学受験の結果で全ての歯車が狂い始めます。
高橋家の息子は中学受験を合格したのに対し、遠藤家の娘は受験に失敗してしまいます。
この受験をきっかけに双方の関係が微妙にずれていきます。
数年が経った時、高橋家の夫が自宅で襲われ、その後亡くなってしまいます。
さらに、息子や妻も行方不明になってしまいます。
遠藤家でも家庭内暴力が始まってしまいます。
一体、両家に何があったのでしょうか?
『夜行観覧車』の見どころ
今回の作品は、二家族を中心に物語が展開されていきます。
表面上は穏やかに過ごしている遠藤家と高橋家ですが、本当はお互いの家族のことをどのように感じていたのでしょう。
家族というものは、外側から見たときと内側で起きていることは全く違う場合があります。
この作品は、子供たちの中学受験からおかしくなり始めているようですが、実際のところ早い段階でおかしくなっていたのかもしれません。
現実でも起きそうな事件ですよね。
人間のどろどろしたところが垣間見られます。
今回はドラマの中でも人気だった3作品をご紹介しました!
どれも面白そうな作品ばかりですよね~。
人間関係からミステリーに発展していくところが、また見どころでもあります。
ぜひ、ミステリーが好きな方にはおすすめです!
湊かなえの原作映画のおすすめは?
先ほどは、ドラマのおすすめ作品をご紹介しました!
今回は、湊かなえさん原作映画でのおすすめ作品をご紹介していきます!
『告白』
ある学校で終業式を迎え、クラスごとにホームルームが行われています。
女性教師の森口が担当するクラスでもホームルームが行われます。
しかし、森口は衝撃的な言葉を口にします。
『私はこのクラスの生徒に娘を殺されました』
ざわつく生徒たちを無視し、森口は淡々と話し始めます。
そして、犯人はクラスの男子生徒2名だったのです。
森口の話が終わってから、男子生徒の一人は不登校に一人はいじめにあってしまいます。
しかし、森口の復習はまだ始まったばかりなのです・・・。
『告白』の見どころ
衝撃的な予告でも注目を集めた映画作品です。
担任の教師からの衝撃の告白によって始まりますが、その告白内容は想像を絶するものでした。
犯人である男子生徒は、一人は自分の実力を認めてもらえなかったことでの逆恨み、一人はかまってもらえなかったことでの憎しみから、森口の娘を殺害してしまいます。
どちらの生徒も自分勝手な考えから生まれた行動でした。
森口は、その二人に対し復讐をするのですが、その方法というのが殺すなどといった死の復讐ではなく、生きていることが辛くなるような復讐をします。
果たして、森口の復讐劇はどのような形で結末を迎えるのでしょうか?
最後まで、見どころ満載ですので、ぜひご覧ください!
『北のカナリアたち』
北海道の離島で小学校の教師をしていた【はる】は、6人の生徒の歌の才能を見出し、合唱の指導をすることになります。
そのことで生徒と交流が増えます。
はるは6人の生徒とバーベキューをするのですが、そこで悲しい事件が起きます。
はるは夫を亡くし、子供達には心に深い傷を負ってしまいます。
そんな生徒たちを残し、はるは後ろ髪をひかれる思いで島を去ります。
20年という月日が流れたある日、はるのもとに島に残した6人の生徒のうち1人の生徒が事件を起こした、という話が飛び込んできます。
はるは事件のことが気になり、再び島へと足を踏み入れるのです。
『北のカナリアたち』の見どころ
豪華俳優人たちが揃った【北のカナリアたち】は予告から注目を浴びていました。
20年前に起きた事件によって教師であるはるには、どのような変化があったのでしょうか。
また、残された生徒たちの心情は穏やかなものではなかったはずです。
大人になるにつれ、過去のわだかまりが大きくなってしまったのではないでしょうか?
吉永小百合を中心に、複雑な人間の心を表現したヒューマンミステリーとなっている作品です。
見た後に『とても考えさせられる作品』という感想が多い作品です。
『白ゆき姫殺人事件』
化粧品会社の美人会社員・典子が惨殺されるという事件が発生します。
遺体には何十か所もの刺し傷、さらには体に火をつけるという残忍な状態でした。
容疑者として浮上したのは、同じ会社に勤める会社員・美姫という女性です。
美姫は、地味で目立たない存在でしたが、今回の事件の容疑者になったことで一気に注目を集めるようになります。
マスコミ関係者は、美姫の家族、友人、同僚などから話を聞きますが、美姫本人も耳を疑うような作り話が出てきます。
さらには、ネット上で美姫に関しての誹謗中傷であふれかえります。
果たして、美姫は本当に残忍な殺人犯なのでしょうか?それとも別に犯人が?
事件の結末には、一体どんな秘密が隠されているのでしょうか?
『白ゆき姫殺人事件』の見どころ
美人女性が殺害され、その容疑者が同じ会社の地味な女性社員という、一見女性同士の妬みとかからの事件のように考えられます。
しかし、実際はネット問題や人間関係の問題など、今社会問題とされていることが事件という形で表現されています。
事件の当事者は苦しんでいるのに、外部の人々はそれを面白おかしくネット上で誹謗中傷しています。顔が見えない相手からの攻撃は、とても苦しいものです。
事件を通して、被害者、容疑者以外の人間模様も細かく表現されている作品となっています。
今回、湊かなえが原作の映画作品を3作品ご紹介させていただきました!
どの作品も見ごたえがあるので、じっくり映画鑑賞をしたいときにおすすめです。
また、人間模様が細かく描写されているので、自分の振り返りの時間としてもおすすめですよ!
2020年に湊かなえ原作ドラマ・映画の予定はある?
湊かなえが作り出す世界は奥が深く、身近な人間関係からいろんな物語を作り出しています。
人間がいれば、その人たちの物語が広がっていることを改めて実感させられます。
さて、さまざまなドラマ・映画で原作として採用されている湊かなえの作品ですが、2020年には映像化される作品はあるのでしょうか?
気になったので調べてみました!
2020年1月現在、はっきりとした作品情報は上がっていませんでした。残念です・・・。
しかし、オリンピックの年ということもあるので、何か関連の作品が映像化される可能性はありますよね。
また、今『いじめ問題』『少子高齢化』『ハラスメント』といった様々な社会問題が多くあります。
その問題に対し、湊かなえの視点から作り出す世界観が作品として登場するかもしれませんね。
湊かなえ原作ドラマ・映画・小説についてSNSでは?
湊かなえの話で一番好きだなぁ。
ドラマのが救われるからドラマの方が好きだな。
小説もまた読み直したいな。
直木賞、残念でした!
湊かなえさんの原作
ドラマ化多いけれど
久しぶりに映画化された作品も見てみたい(^^♪
もうあまりに良すぎて他に面白そうな映画見つけられないんですけど
私楽しいドラマが好きだから、久々湊かなえばっかり見ると落ち込むわ…
こういうの鬱ドラマっていうの?
「故意・計画的なものではなく、色んな物事が偶然作用して最悪の事態に発展する」
って展開がすごく好き(Nのために、夜行観覧車など)
ドラマ化していてたしかに映像にしやすそうな読みやすさで脳内でどんどん映像化していきました
犯人は予想がついていたけど最後の最後はびっくり
暗すぎずサラッと読めて読み終えた後もスッキリとした気分になれて良かった
原作さすがだなぁ
デビュー作からずっと愛読してるのん
ドラマになってもやはり原作がイイから
もっと湊かなえシリーズドラマ化して欲しいのん
出典:Twitter
まとめ
普段何気なく行っていることが、何かのきっかけで事件に発展する。
そんな描写の多い湊かなえさんの作品に触れることで、多くのことを学ぶことが出来ます。
もし、どの作品を見るか迷った場合には、今回ご紹介した作品をご覧いただければと思います!
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