松本清張の「鬼畜」がテレビ朝日ドラマスペシャルとして放送されます。
そこで注目されているのが、愛人・菊代役の木村多江の演技です。
ネットでは「木村多江さん。楽しみ」「菊代役に木村多江さん、納得です!」という声があがっています
「鬼畜」ドラマスペシャルの木村多江の演技が楽しみで仕方ない理由をまとめました。
スペシャルドラマ「鬼畜」で楽しみな木村多江の演技
松本清張のスペシャルドラマ「鬼畜」が明日、夜9時から放送されます!
昭和51年の印刷会社が舞台になっていて、主演の玉木宏さんが石版印刷を行うところが観られる、(かも)しれません!
以前は田中登監督も映像化されていたそう。待ち遠しい~ pic.twitter.com/Unkg98pzvp— 松元悠 (@eviflyx) 2017年12月23日
テレビ朝日ドラマスペシャルとして24日の夜9時から放送される松本清張原作の「鬼畜」。
主演は印刷屋の社長・竹中宗吉に玉木宏、その妻・梅子に常盤貴子、そして注目の宗吉の愛人・山田菊代に木村多江が扮します。
菊代の役柄の見どころは、宗吉からの金の仕送りが途絶えたため、宗吉の家に乗り込み梅子と壮絶な修羅場を演じるところです。
2大女優が目の前で繰り広げる女の闘いに夫役の玉木宏はリアルに「おろおろする」とコメントするほど凄まじい場面になっているのです。
実際に木村多江の演技はどんなだったのでしょう?
「ブラックリベンジ」の怪演で見せた木村多江の独特の存在感は、「鬼畜」でもきっと話題になるでしょう。
原作「鬼畜」とは?
松本清張原作の「鬼畜」は、宗吉が愛人・菊代に産ませた子供が、妻・梅子の虐待によって衰弱死したり失踪・殺害されそうになった実話を基にした短編小説です。
テーマは、「鬼畜」は誰なのかです。
・自分が産んだ3人の子供を妻のいる宗吉の家に置き去りにした菊代なのか?
・妾の子供を虐待し、「殺せ!」と夫・宗吉に迫る梅子なのか?
・虐められる自分の子供を庇うことも出来ず、梅子に子供の「殺害」を迫られ遂に海に投げ込んでしまう宗吉なのか?
警察に捕まり、殺そうとした子供と宗吉が対面するシーンがこの小説のクライマックスです。
映画「鬼畜」や前作ドラマ「鬼畜」では
実はこの「鬼畜」は1978年に松竹映画に、2002年には日本テレビでドラマになっているのです。
映画版では、主演の宗吉は緒形拳、梅子は岩下志麻、菊代は小川真由美が演じています。
制作にあたって監督の野村芳太郎は宗吉には渥美清をオファーしたそうですが、宗吉の情けなさすぎる役柄が渥美清のイメージを壊すと断られ、代役の緒形拳にも躊躇されたというエピソードがあったそうです。
しかし、映画「鬼畜」はこの年の日本アカデミー賞主演男優賞、監督賞をはじめ主だった映画賞を総なめにする作品に仕上がったのでした。
テレビドラマの「鬼畜」では、宗吉をビートたけし、梅子が黒木瞳、菊代は室井滋が演じています。
まとめ
「ブラックリベンジ」では夫・寺田圭吾と妹・綾子が遺した子供・悠斗の手を引いて歩き去る沙織役の木村多江の姿が印象的でしたが、「鬼畜」では自分の産んだ子供を虐待されることを承知で起き去るという沙織とは真逆の役柄菊代を演じます。
梅子とのバトルでは「骨の髄まで炎上しなさい」の決めゼリフは出るのでしょうか?
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