モンテクリスト伯最終回が終わりました。実は21時からというのを知らずツイッターが盛り上がったのを知って
急いで数十分遅れから見ました。
原作とは違う、ドラマならではの形に大きな反響があります。
私も、ヤバ妻の脚本家さんというだけに期待していましたが期待以上でした!
最終回の終わり方が反響です。詳細と感想を見ていきましょう。
モンテクリスト伯最終回終わり方
モンテクリスト伯の最終回、今期最高のドラマだと間違くなく言えます!
最高の復讐劇、人間劇でありました。
稲森いずみも変わりました。美しく、そして醜く、すごい女優に豹変したように思います。
また、最終回、最初は、「え?すみれに真海プロポーズってなんやねん!!」と思ったのですが
愛を確かめた後に、一人で自害したところでなんとなくわかったところがありました。
やはり、暖にとっての救いはすみれに愛されていたということ、ただ一点なのでしょう。
刑事部長は廃人に。
神楽と幸男は最後の晩餐ですみれが真海を受け入れたことによって救われました。
しかし、生き残った幸男も、神楽もふてぶてしい態度は変わらなかった。
あれだけの復讐をされても、「人は変わらない」
そこに人間らしさ、リアルさが残っていたように思います。
これは一見「復讐に成功していないのでは?」という声もありましたが
これが人間なんだ、ということを作者は言いたかったのだと思いました。
復讐では人は変わらないということ。
そして、入間家の息子に真海がにらまれていたのも印象的でした。
またそこにあらたな復讐の芽が生まれていました。
原作では結ばれることはなかった
確かに伏線として、1話にて「愛は勝つんだよ」2話「暖を必ず取り戻す」とすみれが言っていたことはすごく気になっていました。
最終回にこの言葉は生きてくるはずだと。
しかし、原作ではダンテスとメルセデスが結ばれることはありませんでした。
復讐を鮮やかに成し遂げ、最後はエデ、ドラマで言えば愛莉と結ばれ遠くへ行くことになります。
ドラマではこの流れでは絶対同じにしないだろうと予想している人は私をはじめネットでも多くいました。
すみれ(山本美月)と結ばれて欲しいけどさすがにないだろう…皆救われずにおわるんじゃ?
そんな声が多かったです。
最終回を一言で言えるほど単純ではありませんが
とりあえず見事、複雑な復讐をやり遂げます。
最後の晩餐でまさか暖が結婚式の余興のビデオを見るとは思いませんでしたね…。
最後の晩餐で呼ばれたのが神楽(パンツ姿)と南条幸男、そしてすみれ。
灯油がまかれた席にて、昔のビデオを見て、神楽と南条に話を聞きます。
2人のふてぶてしい態度。視聴者は怒ったことでしょう。
真海はそこに諦めを感じていたのかもしれません。
あれだけ、死や恐怖を体験してこの態度であります。死を直前にして激しく後悔することもない2人。これが本音であり本性であること。激しく後悔して欲しかったでしょうが、これが現実なんだと。
最後に真海は、すみれへのプロポーズいかんで皆を救うかどうか決めると言い
すみれに自分と結婚する気があるか問う。
すみれは涙ながらに「真海さんと結婚します」という。
ここでポイントは「暖」ではないということでしょう。
純粋だった、真海から言わせれば「バカでいかにもだまされそうな」男ではない
復習鬼と化した、ひどい男「真海」
その男とすみれは「結婚します」と表現したのだ。
なんで真海はプロポーズなんてするんだという違和感はここで消えました。真海は、今のすみれが暖が好きだったのか、変わり果てた自分、ありのままの今の自分を受け入れてくれるか、死ぬ前にどうしても確かめたかったのです。
真海はそれで思い残すことはなかった、もうこれ以上の復讐をする必要はなく
「復讐をここに終わりにする」としたのでしょう。
そして、炎に包まれる真海。
バイクでそこに向かう秘書と愛莉がいました。
そこで場面は終わり、モンテクリスト伯原作でも出てくる一番有名な名言である
「待て、しかして希望せよ」の言葉が信一朗と未蘭が噛みしめる。
神楽と幸男は相変わらずだった。
ただ、幸男の怪我が凄かったのだけ気になります。
あれは本気で真海を助けたのでは?と。
そして、警察で真海を死んだことにしたことによって助けたのでは?という見方もあります。
最後の最後は浜辺を2人の男女のシルエットが。
向こうから男性が、こちらから女性が。
男性は幸男にも真海にも見えましたが、最後のヒゲで真海だということが分かりました。
暖は愛莉に助けられていて、
2人は、やり直したのかもしれません。
ネットの反応
#モンテクリスト伯
これは…すごいな…こういう作品が見たかった…— こーすけ (@ikosuke1125) June 14, 2018
真海、わざと毒の瓶に指紋つけたな。最後に裁きを受けるために。#モンクリ#モンテクリスト伯
— かるかん (@_karu_kan) June 14, 2018
たしかにCMばんばんやっとる……後半の畳み掛けこえぇな。 #モンテクリスト伯
— たんす@マモ10周年EXICETING名古屋2days (@aaoomm_72) June 14, 2018
CMがあって感謝するドラマなんて滅多にないよ。息継ぎしないとつらい。#モンテクリスト伯
— 独楽こま (@koma_Chika) June 14, 2018
普通に目覚めた美蘭ちゃん!
よかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!
#モンテクリスト伯— りそ📺でそ (@rantama_drama) 2018年6月14日
モンテクリスト伯の高橋克典さん演じる刑事部長のさっきの場面、
みんな、ムゴすぎて見れるのかな。おれは、案外平気なタイプだから
なんとか見れたけど。— ひもっち@テミスとアスクレ-ピオスの狭間に仕えし者 (@god_bowy1983) June 14, 2018
そんな…最終話でフラッシュモブがこんな酷いことに使われるなんて… #モンテクリスト伯
— うづ (@uzu_pyro) June 14, 2018
そういうことか…3人は真海は死んだことにして真海のことを助けたのね…… #モンテクリスト伯 #モンクリ #モンテ・クリスト伯
— ゆき☺︎ (@tk__ma_na) 2018年6月14日
モンテクリスト伯はクソダサい1話と「何で誰も気付かないんだよ?」さえ乗り越えて見続ければ中毒性のある復讐劇…そして山口紗弥加と稲森いずみが主役とヒロインを食って全てをかっさらう事で若さと見た目だけでチヤホヤされる日本のドラマ業界への復讐劇でもある…#モンクリ
#モンテクリスト伯— coffeemegane (@cameramegane) June 14, 2018
まとめ
一番注目されたのは、すみれと暖(真海)がどうなるかを注目していました。
まさかの真海がすみれにプロポーズをするという展開。
ここはリアルタイムではどうとらえていいか分からなかったですが
最後、ただただすみれに愛されていたということを確信したかったんだなというのを
すごく感じました。
そして、最後は曖昧さを残して終わりましたが、恐らく暖は生きていたという終わり方です。
秘書と愛莉がなんとか助けたのでしょう。
私はすみれが「真海さんと結婚します」と言った時に暖は全てを悟ったと思います。
すみれがもう自分を愛していないと・・・だからあの悲しげな表情になったと思います。
「結婚します」すなわち、皆を助けてってメッセージに。
「結婚できない」だから、私達を引き裂いたこいつらに復讐してと言って欲しかったのか。
複雑なところです。
コメントありがとうございます!
なるほどです。そういう解釈もできますね。
最後一緒になるような描き方だったのですみれは真海を本当に思っていたのかな、と思いました。あれは視聴者の願望を画にしただけとも言えますが…。
でもこうやっていろいろな解釈ができる方が余韻が出来てよいのかもしれません。
最後は切なかったです。
スミレが「新海さんと結婚します」
と言って、一瞬喜びましたが、泣いているスミレの表情を見て、今は暖への愛情がないと気付いたから寂しげな表情になったんだと思いました。
敢えて「新海さんと」と言ったことが愛情がくなった証拠なのでは?
「愛は勝つ」とは暖への愛ではなく、娘への愛が勝ったと受け止めたんだと思います。
あんな寂しげな「万歳」は切なすぎます。
コメントありがとうざいます!
たしかにすごく寂し気な万歳でしたね…。
やはり最終回はあのシーンの解釈が一番の肝ですね。
幸せのピークだった時を再現し、それが嘘であろうと思い残すことはなかったのかもしれません。
しかし、幸男が大やけどを負っていたのは気になります。
幸男が助けたんですかね。親友だから…。
すみれが結婚します…といった後の表情を見て、自分を愛してくれているのではなくて、幸男や神楽、ひいては娘を助けるためなんだと悟っての真海の涙なのかな、と。
コメントありがとうございます。
なるほどです!やはりそのように解釈した人が多いようですね!
私の解釈ですが・・・
かぐにぃと幸男は取り調べで敢えて、「新海」は死んだって強調したのかと思いました。
かぐにぃと幸男(ケガから見たらおそらく幸男メインでしょうか)が一応助けて、でも新海は死んだってことにしてくれて、二人とも逃げずに罪を償うつもりで取り調べ受けてたのかなと思いました。
だから、二人も全く反省はしていないわけではないのかなと。
敢えて、悪口のように強調して「新海」死んだ!と言ったのかと思います。
すみれの返事のあとは、私もどう解釈してよいか迷います。見ている人で意見は違うのでしょうね。
それを敢えて狙っているようにも思います。
コメントありがとうございます!
そうですね、あえて最後は解釈を視聴者に委ね、曖昧にしたのかもしれませんね。