「アンナチュラル」がいよいよ様々な伏線が回収されないまま最終回を迎えます。
ネットでは「未回収の伏線めっちゃあるけど最終回どうなんのやばい」や「どれが何の伏線なのか分からない」などと云う混乱した書き込みもあります。
そこで、「アンナチュラル」のこれまでの伏線を改めて整理しまとめてみました。
「アンナチュラル」の伏線って何?
一口に「アンナチュラル」の伏線と云っても最終的にどこに回収されるのかによって様々な伏線がありました。
それを整理してみますとこの様に区分けすることが出来ました。
➀ 中堂系(井浦新)の恋人・糀谷夕希子(橋本真実)さん殺害犯人の解明で回収されるもの。
・有希子さんの遺体の口の中の「赤い金魚(斑点)」。
・高瀬(尾上寛之)が燃やしていた有希子さんの赤いトートバックとピンクのブタの絵。
・宍戸理一(北村有起哉)が中堂への脅迫状を文詠館の記者・門松(今井隆文)を使って貼らせていたこと。
・六郎(窪田正孝)のアルバイト先の文詠館に届けられていた宍戸からの封筒に入っていたピンクのブタの絵や原稿。
これは現状、犯人とされる高瀬が警察に出頭したことによって裁判で裁かれて伏線は回収される筈です。
➁ もうすこし広げて連続女性殺人事件の黒幕の解明に結びつくもの。
・高瀬不動産の事務所に貼られたアルファベット表に書かれた殺害方法を示すワード。
・宍戸のABCの歌。
・宍戸が六郎に言った「もう間に合わなくなるぞ」の謎の台詞。
・バーテンダーが六郎に言った「宍戸が女性を部屋に連れ込んだ後、女性は消えた」の話。
これは、黒幕と思われている宍戸の存在まで事件が解明されるかどうかは疑問なので回収されない可能性があると思います。
➂ UDIラボ補助金疑惑につながるもの。
・神倉所長が刑事部長に相談に行った時に、「潰しておいた」と言って渡された週刊ジャーナルの掲載前の記事。
・神倉所長が、事件が起こるたびに言う「厚生労働省や警察からの補助金打ち切り」を心配する言葉。
むしろこれは、高瀬の裁判で表沙汰になって回収される可能性があります。
最終話予告動画で「UDIラボ解散?」叫ぶミコトの姿があります。
➃ ミコトの一家心中の生き残り設定に関する伏線
・宍戸が六郎にミコトの家族の秘密を告げていたこと。
・ミコトが叔母の家に引き取られた経緯の中で、なぜ一家心中に至ったかが語られていないこと。
これは、最終話では回収されずにシーズン2に受け継がれる謎となる可能性が高いですね。
以上、「アンナチュラル」に登場した伏線を整理して並べてみましたが、実は気が付かずにいたもっと大きな伏線は別にあったのです。
忘れられている大きな伏線とは?
一連の連続女性殺人事件で見落とされている疑問のある伏線があります。
それは、高瀬が火事の時、運び込まれたのが六郎の父・久部俊哉(伊武雅刀)が経営する病院だったことです。
偶然だったのでしょうか?
殺害に使われた高濃度のホルマリンやニコチンは医療関係者でないと入手することも使用することも出来ません。
高瀬と六郎の父・久部俊哉に何らかのつながりがあったと考えると結末の展開に大きな影響があります。
連続女性殺人事件の黒幕がもし、六郎の父・久部俊哉だったとしたら、高瀬の火事被害も含めてすべてが計画されたものであった可能性が出てきます。
「アンナチュラル」が解剖医の職務とプライドを描いたドラマだとすれば、「死んだ人間の死因を追及しても人は生き返らない」とUDIラボのメンバーの前で六郎に言った父・久部俊哉は解剖医のプライドを著しく傷つけドラマの中で断罪されるべき人物になる可能性大です。
「アンナチュラル」の伏線回収についてネットの意見は?
アンナチュラル視聴者に「まさかあれが伏線だったとは」って言われすぎててもうどれが何の伏線なのか分からない
— ピヨリヌス 静岡2日目現地参加 (@fe315uf) 2018年3月11日
いろんな伏線があり過ぎて頭の中がまとまらないと思うのが「アンナチュラル」です。ごく自然に考えれば伏線は解けます。
アンナチュラル未回収の伏線めっちゃあるけど最終回どうなんのやばい
— み く (@miku0611_xxx) 2018年3月10日
最終回ですべての伏線が回収されるとは思ってはいけません。もっと大きな伏線を忘れてはいませんか?
アンナチュラル、大筋は1回で理解できるが、細かいネタとか伏線回収は2回目くらいで気づくことが多いんだよな。
おれはいつまでドラマ等を楽しむことができるのか。— 馬GONあ (@umagonvi) 2018年3月11日
けっこう細かいところに伏線が隠されていましたよね。ABCの歌など。一回だけじゃ見落としもあります。
anoneもアンナチュラルもわからないことが残るまま終わって欲しい
伏線の回収とかそうゆうことばかりで見るのはつまらない
曖昧だからいい
— は_る_み (@harumi__harumi) 2018年3月11日
スッキリしないかも知れませんが、伏線が残されるのって次への期待も生まれるし、いいんじゃないですかね。
ていうかアンナチュラル面白すぎやしません?面白すぎて一家心中の生き残り設定を普通に忘れてるけど、この伏線どこいった?もはや伏線ですらないの?全回収済み?w
— ひか (@krkrhkr294) 2018年3月11日
ミコトの家族の一家心中の伏線はどこで回収されるのかですよね。きっと次のシリーズへ持ち越すのでしょう。その方が期待が高まるし。
あれ?脅迫状の伏線って回収出来てたっけ?宍戸さんが文詠社のもじゃもじゃに頼んでUDIに貼らせた。…で? #アンナチュラル
— su-mei (@meimei5124) 2018年3月11日
あれも忘れがちですが、大きな伏線になりますよ。事件の全容が明らかになれば。
出典:Twitter
まとめ
「アンナチュラル」のドラマの中で散りばめられた伏線を整理してみると、最終話で回収されるだろう伏線と残されるだろうと思われる伏線が見えてきました。
そして、気が付かなかった六郎の父・久部俊哉(伊武雅刀)が一連の事件の本当の黒幕ではないかと予想するに至りました。
そして、久部俊哉の最終目的がUDIラボ潰しであることも明らかになるのです。
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